日本のテレビ「ありえへん世界」でも取り上げられました、アメリカの美人女子高生ミシェルマーティンコ(マルティンコ)殺人事件について調べてきました。
DNA分析などが近年発達してきており、そのお陰で様々な未解決事件が犯人逮捕に向かっていますが、ミシェルマーティンコの事件も同様でしょう。
約40年間も未解決の事件の犯人は誰なのか、また現在やその後の様子についてお伝えしていこうと思います。
目次
ミシェルマーティンコ殺人事件の真相
事件の概要を飛ばす→犯人について
ミシェルマーティンコの事件が起きたのは1979年12月19日、アメリカのアイオワ州での出来事でした。
18歳の女子高生ミシェルマーティンコの事件が起こります。
一人で買い物に出かけたミシェルが帰ってこない事を心配した父親が警察に協力を得たところ、ショッピングモールの車の中で遺体として発見されたのです。

ミシェルマーティンコ(引用:Iowa Cold Case)
目撃情報と犯人
事件当時ミシェルの目撃情報はたくさんあった
と言います。
ショッピングモールで働いている友人も会わせて、数百もの目撃情報があったようです。
やはり美人女子高生ということで、記憶に残っている人も多かったのかもしれませんね。
ミシェルの事件が起きた後に近くで事件が起きたのですが、DNA鑑定で犯人は別人と判断されます。
目撃情報の多さと裏腹に、その後も犯人は特定されないまま月日は流れていくのでした。

ミシェルマーティンコ(引用:Iowa Cold Case)
事件の真相と犯人
2006年にミシェルの衣服から採取された、犯人の物と思われるDNAサンプルが保管されているのが発見されます。
照合した結果当時の技術では犯人を特定することはできませんでした。
しかし事件発生から39年が経った2018年10月。
最新のDNA解析サイト「GEDmatch(ジェド・マッチ)」に入力したところ、マンチェスターの3兄弟が犯人候補に浮上。
その3兄弟の中の一人「ジェリーリンバーンズ」のDNA採取に成功し解析にかけたところ、ミシェルの衣服から採取したDNAと一致。
奇しくもミシェルマルティンコの事件が起きた同日の12月19日、ジェリーリンバーンズは容疑を否定したものの、動かぬ証拠から犯人となったのでした。
ミシェルマーティンコ事件の犯人の現在とその後
ミシェルマーティンコの事件の犯人は見事に逮捕されました。
犯人はジェリーリンバーンズの画像がコチラ⇓

引用:https://cbs2iowa.com/
逮捕後どうなったのかというと、2020年の2月24日の裁判で無罪なしの有罪判定が確定しています。
しかし、5月に犯人側が新たな裁判を求める申し立てをしており、2020年の8月に判決が下ります。
事件が起きた当時の犯人は25歳ととても若く見た目は好青年。

犯人のバーンズ(引用:Iowa Cold Case)
裁判で判決が下るときには66歳。
39年ともいう長い月日を何を思いながら凄いしたのでしょうか。
現在も裁判の結果を待つために、刑務所の中で暮らしていることでしょう。
ミシェルの家族の現在とその後
残されたミシェルの家族がどうなったのか気になったので、その後の動きや現在の様子を調べたところ、両親共に犯人逮捕より前に亡くなっておられることが判明しました。
事件後ミシェルの両親はショッピングモールの所有者など、怪しい人物を必死に探していたようですが犯人逮捕には至りませんでした。
そして事件発生から約15年経過した、1995年に父親のアルバートさん、1998年に母親のジャネットさんが亡くなられたということです。
年齢を予想しても60歳前後だと思われますので、早すぎる死です。
ミシェルさんの事件から心身ともに疲れ果てたのかもしれないですね💦
一家を壊した犯人にはしっかりと罪を償ってほしいものですね。
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ミシェルマーティンコ殺人事件!犯人の現在とその後【ありえへん世界】・まとめ
ミシェルマーティンコの事件の犯人は最新のDNA解析GEDmatchで「ジェリーリンバーンズ」と特定されました。
犯人は現在もこれからも刑務所で暮らすこととなるでしょう。
最近は日本でおなじみとなった「C・C・ムーア」や「トーマス・ニア」などによるDNA解析が活躍している印象を受けます。
技術の発展と共にこのような事件が少なくなると良いですね。