ディオンヌ家五つ子姉妹の現在とその後!両親や生い立ち【アンビリーバボー】

ディオンヌ家の五つ子姉妹

カナダの貧しい農家だったディオンヌ家に五つ子の姉妹が生まれました。

今であれば祝福さえれることですが、当時ディオンヌ家の五つ子は両親に虐待されたり、見世物にされたりと、悲惨な人生を歩んでいました。

そんな五つ子の生い立ちや、現在の様子についてお伝えしていこうと思います。

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目次

ディオンヌ家五つ子姉妹の生い立ち

生い立ちを飛ばす→五つ子の現在

 

ディオンヌ夫妻の五つ子姉妹は、1934年のカナダのオリエンタ州に生まれます。

両親はフランス系カナダ人女性のエルジール・ディオンヌと、夫のオリヴァ・ディオンヌ。

五つ子姉妹はそれぞれ、イヴォンヌ、アネット、セシル、エミリー、マリーと名付けられました。

五つ子が生まれた町は、当時電機も水道も通っていない貧しい町で、ディオンヌ家自体も貧しい農家だったと言います。

 

五つ子姉妹は予定よりも2か月早く生まれてきて、生まれた時の体重は1㎏にも満たなかったのですが、五つ子と母親共に一命を取り留めたのです。

当時は超音波機などもなく、五つ子が生まれてきたことへの驚きは国内に響き渡り、ディオンヌ家と五つ子姉妹は一躍有名な家族となるのでした。

ディオンヌ家,五つ子姉妹

五つ子姉妹の幼少期

五つ子生い立ちを調べると、お金に目がくらんだ大人たちが常に周囲を取り巻いていることがわかりました。

五つ子の父親は今後の生活の困窮を考え、五つ子姉妹をシカゴ万博で見世物にしてお金を稼ぐ事を試みます。

しかし、この行為があだとなり両親は親権を剝奪されています。

ダフォー医師と五つ子姉妹

その後道を挟んだ向かいにある、五つ子姉妹の出産に立ち会ったデフォー医師の保育所の元で過ごすことになった五つ子姉妹。

しかし、それは保育所という名の科学研究所のようなもので、ディオンヌ家の五つ子姉妹は「広告のモデル」や「デフォー医師のビジネス」に利用されました

さらに五つ子姉妹が幼少期に育った10年間、外出はほぼ許可されていなかったと言われています。

五つ子姉妹が見世物に

見世物にされることから逃れるために両親の元を離れたディオンヌ家の五つ子姉妹でしたが、結局生活は改善されませんでした。

地元の遊園地がオープンするとマジックミラーで囲まれた部屋に入れられ、毎日数千人の人が見物に訪れていたと言います。

さらに五つ子姉妹のカレンダーや、観光グッズなども販売され、五つ子の姉妹の知らないところで大量のお金が発生していたのです。

五つ子姉妹と両親

ディオンヌ家の五つ子姉妹が10歳になるころに、両親が親権を勝ち取り、クイントランドに建設された新しい豪邸に引っ越すことになります。

このころになると大衆の五つ子姉妹への興味は薄れ、そのまま幸せに暮らすのかと思われたのですが、そうはいきませんでした。

 

母親は五つ子姉妹に愛情を与えず、父親のオリヴァに至っては、五つ子姉妹に性的な虐待までしていたのです。

19歳になる頃に五つ子姉妹は両親に嫌気がさし家を出ます。

その後は一切連絡を取らなくなったということです。

両親と五つ子姉妹

五つ子姉妹とディオンヌ夫妻(後列左が父親で右が母親 )



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ディオンヌ家の五つ子姉妹のその後と現在

五つ子姉妹

左からイヴォンヌ、マリー、アネット、エミリー、セシル

五つ子姉妹は今までの活動から、莫大な資金をもらえるはずだったのですが、その資金も父親とダフォー医師によって使いまわされていることを知ります。

結局五つ子に入ったお金はたったの80万ドルでした。

 

五つ子姉妹のうち3人は結婚し、マリーは2人の娘、アネットは3人の息子、セシル5人の子共授かりますが、ディオンヌ家での異常な生活環境が影響して、アルコール依存症や精神障害などに悩まされていました。

その結果、結婚した3人とも結婚生活は破綻。

姉妹の絆は深く人柄も良かったようですが、他人との生活は上手くいくことはなかったようです。

豆知識!

ディオンヌ家の五つ子について調べていると、かなり遠い縁ではるようですが、マドンナやセリーヌ・ディオンとも血のつながりがあるようでした。

五つ子姉妹は現在も生きていた?

ディオンヌ家の五つ子姉妹の現在を調べたところ、2020年7月現在も2人は生きておられました!

五つ子姉妹のうち現在生きているのは「アネット」「セシル」の2人。

エミリーは20歳という若さでてんかん発作で死亡。

マリーは35歳の時に血栓症で亡くなられております。

 

残りの3姉妹は壮絶な生い立ちから立ち直り、60歳の頃にはドキュメンタリー番組などの収録に協力したということです。

五つ子姉妹

イヴォンヌは67歳の時癌で亡くなられています。

現在も生きている2人はかなり高齢ですが、残りの人生を精一杯楽しんで欲しいところですね♪

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ディオンヌ家の五つ子姉妹が小説に?

そんなディオンヌ家の五つ子姉妹に関連する著書や映画などは数知れず。

1930年第から現在に至るまで、かなりたくさんの本などが出版されていたようです。

その中でも比較的最近のもので、五つ子姉妹を題材にかかれた小説がある様でした。

この小説では「排卵誘発剤がまだ開発されていなかった世界恐慌期にケベック州で奇跡的に出生した五つ子姉妹の最後の生存者の事件」が題材とされているようです。

ディオンヌ家五つ子姉妹の現在とその後!両親や生い立ち【アンビリーバボー】・まとめ

ディオンヌ家の五つ子姉妹は、見世物にされお金稼ぎの道具とされた壮絶な生い立ちがあったようです。

両親からも愛情を注がれなかった五つ子姉妹ですが、立ち直った人もいて2020年現在も生きておられるようですね。

まさにアンビリーバボーな人生だったと言えるでしょう。

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